次郎坊に着いた頃には、情けないやら何やらで ..... 既にフラフラ
この辺りから風が強くて、踏ん張れない。
酔っぱらいの千鳥足。
砂場地獄は、まだまだ続きます。
本当、情けない。
僕の人生、情けない事が沢山有りましたが、こんな事に成るとは ...。
下山道、大砂走と隣接している登りなので正直、帰ろうと思いました。
その場に立って入れないぐらいで弱音を吐きまくりです。
新六合目 半蔵坊
ここ迄、砂場
その上、標高が2,590m 結構、ハァ~ハァ~状態
景色は良いらしいですが、ずっと下を見て歩いていたので景色は見てません!笑
富士山を見ると、赤茶けた砂場に人が点々と頂上を目指して歩かれている光景で、コースも所要時間も分からず気が滅入ります。
六合目、七合目
半蔵坊からここ迄は、少し登山道も歩きやすく成りました。
大きな石がゴロゴロ有るので、乗り越えて上に進む状況ですが、ずり落ちる事が無いので兎に角、前には進みます。
当然ここも、只管 下を向いて耐え難きをを耐えただただ歩くのみ
景色なんて見てません! 涙
残雪が有ったぐらいしか見てません。 笑
ここら当たり迄来ると、周りの登山されている方々もズタボロ
富士山頂上浅間大社奥宮
ここ迄は、正直、崖をよじ登るイメージ
ジグザグの登山道なので頂上が見えない。
初めて登ったんでゴールがどこで、後どのくらい掛かるのかサッパリ分からず気持ちがしんどかった。
ただ、この頃に成ると下山される方もチラホラ
6時から登り出して7時間、午後の1時頃が一番辛かった。
そして頂上。1時15分
やばい! 遭難。 嫌だよ~
下りは真剣に飛ばしましたよ。
大砂走
ここ迄で1時間程度で下山
大砂走 これってなんなん???
ズルズル滑り降りるイメージ
足にも力が入らないし コケるコケる 何と20回コケました。 笑
大砂走の中間手前で、雲の中 夕方の4時
少し、やばいかも ....
速い2人を先に下山させて、1人をサポートしながら頑張りました。
サポートするハズが、20回コケ またまたまた・・・ 情けない。
でも、後、何時間掛かるか分からず 正直、焦りました。
雲の中なのは分かっていましたが、雨だったら .... 下せる自信がない。
少し前を只管、何も考えずに引っ張りました。
そして、そして 雲を抜けたのが5時少し過ぎた頃
正直、下界が晴れていてホッとしました。
そこからは、写真を撮ったり、コケたり(笑)、ゆっくり御殿場口の鳥居まで帰って来ました。
下山出来て良かった!
12時間で何とか下山出来ました。
今回の富士山は、準備不足、甘く見ていた、下調べすらしていない 弾丸ツアー、 と、全くダメ。
何とか、今シーズン予定を付けて、もう一度御殿場口から弾丸ツアーをやろうと予定を調整しています。
そして、もっともっとトレーニングを積みます。
トレールランされている方がこんなに多いとは知らなかった 。
62歳のじぃ~じが負けん気を出している場合じゃない。のは分かっていますがあまりに情けなく、惨憺たる登山だったんで景色を見ながら笑顔で10時間を目指そうと思います。
これにて富士御殿場登山は完